マンガで分かる!住宅購入お金の失敗例10
ケース9都市ガスとプロパンガスでここまで光熱費が変わるなんて……
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横浜市I様のケース
届いた請求の額を見てビックリしてしまいました!
去年の春ごろに新しい住まいを購入されたI様。
都内の1LDKで生活をされていたのですが、結婚してお子さんが誕生したこともあり、のびのびと快適に暮らせる環境の住まいがほしいと思うようになり転居を考えるようになったのです。
ご主人様と奥様のご実家がある横浜市で住まい探しを検討していたようで、エリアについては横浜市一択ということでした。
都内で暮らしていたころは都市ガスが利用できるマンションで、夏はクーラー、冬はスピーディに温まるということでガスファンヒーターを使っていました。
その時はまったくガス料金など気にするほどの額でもなかったみたいですし、念願のマイホームを見つけたあとも都内で暮らしていたときと同じような暮らしをしていたそうです。
都内で暮らしていたときの賃貸マンションより広かったので多少ガス代が高くなるかな、くらいには思っていたそうですが、去年の冬にガスファンヒーターを利用した月の請求額を見て驚いたそうです。なんと、都内の賃貸マンションで暮らしていたときの倍以上のガス代が請求されたのです。
「プロパンガスってこんなに高額な請求になるものなの!?」
そう思ったものの、寒さを我慢することはできないため結局ガスファンヒーターを使い続けるのですが、当然翌月も同じような高額の請求が届いたのです・・・。
【担当させていただいたFPより】
ガス代を抑える良い方法はありませんか、ということでご相談をお受けしました。
現在かかっているガス料金から利用頻度まで細かくお話を伺い、下記のような提案をさせていただきました。
①都市ガスへの切り替えを検討
②プロパンガス会社を変える
③オール電化にする
①ですが、まず都市ガスに切り替えることが難しい場所に住んでいたためこれは却下となりました。また、都市ガスを引き込むことができたとしても結局引き込み工事を行うのに時間と費用がかかってしまいます。②についてはいろいろな業者に連絡して基本料金などをチェックしたもののそこまで大きく変わることはなかったようなのでこちらも却下。③のオール電化がもっとも現実的にガス料金を抑えることができるため、ガスコンロからIHに、エコキュートを設置してオール電化にすることになりました。多少費用がかかったものの現在では夜間電力を使ってランニングコストを下げながら生活されています。
ガスについては物件ごとに確認することができますからしっかり確認しましょう。
都市ガス限定だと選択肢が狭くなってしまいますから注意してくださいね。