横浜市中区の街情報
横浜市中区は、横浜市役所のある横浜市の中心地にあたります。また、神奈川県の県庁所在地でもあり、神奈川県警察本部、横浜地方裁判所など、県や国の主要な行政機関も中区に集中しています。言わば、神奈川県の中心地とも言えます。
中区は昭和2年(1927年)、横浜市の区制施行に伴い誕生しました。その後、昭和19年(1944年)に西区を分区し、現在に至ります。面積は21.20km2、人口は148,703人(2016年2月1日)です。
平成16年(2004年)、横浜駅から中区の元町・中華街駅までを結ぶ横浜高速鉄道みなとみらい線が開通、みなとみらい線には東急東横線も乗り入れ、交通の利便性も大幅に向上したこともあり、区内ではマンションの供給が増加、そのため、近年中区の人口は増加傾向にあります。
中区は時を遡れば横浜開港の地であり、海外に広げられた日本の表玄関だったところです。また、明治5年(1872年)に開通した日本で初めての鉄道「品川~横浜」間の横浜駅(現在の桜木町駅)も中区内にありました。中区は、バックボーンとして近代日本発展の中心地として栄えてきたという歴史があり、赤レンガ倉庫(赤レンガパーク)、大さん橋、山下公園、氷川丸、マリンタワー、横浜中華街、外人墓地、日本におけるテニス発祥の地である「山手公園」、競馬発祥の地である「根岸競馬記念公苑(根岸森林公園)」、三溪園などといった、横浜を代表する歴史的な施設や観光施設のその多くが中区に集中しています。中区は、歴史においてもイメージにおいても、正に横浜市を代表する区であり、全18区の中でも最も人気のある区のひとつとなっています。
<エリア情報>
一般病院・診療所数:217件
小児科:28件
保育園:24件
小学校:11校
中学校:10校
高等学校:8校