マンガで分かる!住宅購入お金の失敗例10
ケース5高台の新築戸建てに水災補償は不要なのに……。うっかり加入して保険料が高くなってしまった
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横浜市K様のケース
K様が弊社にインターネットからご連絡を下さったのは約2ヶ月前のことです。ご結婚をきっかけに新居探しをスタートさせたということで、もともとは埼玉県の賃貸住宅に住んでおられたのですが横浜市内の企業に勤めているということで横浜市内での住まい探しを検討されていました。
横浜市内で下宿して学生時代を過ごしていたということもあり、坂が多いという地域の特徴についてはすでにご存知でした。
「坂についてはあまり気にならないので、眺望の良い立地の住まいを探したいです。」
とのリクエストを頂きました。
約1ヶ月の期間にたくさんの物件を見学していただき、K様の希望にほど近い物件を見つけることもできました。契約も無事進み、建物もすでに完成済みだったためだいたい一か月後くらいを目安として引き渡しの準備を進めていました。その中で火災保険に関しては、
「親の友人にツテがあるのでこっちで何とかします。」
とのご返答を頂きました。弊社が提携している火災保険だと団体割引も適用されますし、同じ補償内容でも安くなりますよ、とお伝えしましたが、K様にもお付き合いがあるとのことでしたのでそのままご本人様にご用意していただくことになりました。
その後、すでに火災保険に加入したK様から「ちなみに御社の保険っていくらだったんでしょうか?」と質問されたのでお答えすると「どうしてこんなに安いの!?」と驚かれてしまいました。
【担当させていただいたFPより】
そもそも弊社提携の火災保険は安くて質も高いのですが、念のためにK様が加入されたという火災保険の内容についてもお聞きしました。すると、どうやら水災補償が付保されているということが判明したのです。しかも、この水災補償がかなりの額を占めていましたね。確かに水災補償が威力を発揮することもありますが、K様の物件は高台にありますし、水災の被害に遭うようなことはまずないと考えられます。5年の契約ということでしたので、切り替えの際にはぜひ変更したいというお言葉をいただきました。
火災保険は購入した物件や立地などによって内容、料金が大きく変わってきます。できることなら複数の保険会社で見積もりをとることをおすすめします。必要な保証は手厚く、不要な補償はできるだけ排除するのが基本ですね。お客様が住むことになる物件に合わせた最適な保険に加入することがもっとも重要なことですから、そこをしっかり考えることが大切です。火災保険について分からないことがあればぜひ専門家でもある弊社スタッフまでご相談ください。