マンガで分かる!意外な後悔10

ケース7お洒落設計の代償38,000円/月

ケース7:お洒落設計の代償38,000円/月

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今年の春、地元である川崎市で新築の建売を購入しました。白を基調とした建物が特徴の地元では有名なデザイナーズ住宅を建築する建売業者の物件です。購入の決め手となったのは「LDKの吹き抜け」と「リビングイン階段」でした。

今はまだ夫婦二人。将来子供ができた時のことを考え、リビングイン階段を希望していたのですが、なによりもLDKが吹き抜けになっていることの解放感に魅せられてしまい、以前見に行ったことのある住宅展示場の家を思い出させるような、そんな家でした。

「予算を少し超えてるけど、この家に住めるなら無駄遣いをなくして頑張ろうね!」

そう妻とも話し、これから始まる生活に胸を躍らせていました。

その後、無事に引渡しを終え、家の雰囲気に合わせた家具を新調し、夏が近づいていたのでエアコンも購入して新生活をスタートさせました。

暑い日が続くので日中は常にエアコンをつけていましたが、リビングイン階段から冷気が逃げてしまうのと、そもそも吹き抜けの分だけ空間が広いのでなかなか部屋を冷やすことが出来ず、

26℃、冷えない。というか暑い。

23℃、まだ冷えない。

20℃、エアコンが「ウ~~~ンッッ!」唸りを上げている!ようやく冷えてきた。

やはり、吹き抜けとリビングイン階段はうわさでは聞いていたものの、冷暖房効率があまり良くないようで、常に20℃全開でエアコンを回し続けていないと快適な生活ができません。暑い日が長く続いたので「電気代、大丈夫かな・・・」と一抹の不安がよぎりましたが、この暑さをエアコンなしで耐えることは出来ないので、仕方なく使い続けること1ヶ月。ついに引っ越し後初の電気使用料金明細がポストに届きましたが、その金額を見て言葉を失う私・・・

「電気使用料金・・・・さ、38,000円!!?」

まさか・・、何かの間違いかと思い電力会社へ連絡。改めて検針データを調べてもらったが間違いない。少し背伸びして購入した家なので、節約をしながら家計の収支を合わせるつもりでしたが、節約した分のお金が電気代だけですべてが吹き飛んでしまったのです!

この金額を毎月払っていくのはさすがに無理があるので、現在はLDKのエアコンを止め隣にある4畳半の和室にエアコンを設置し、その部屋だけで寝食をしています。今は食事の用意以外、殆ど使っていないLDK。本当に展示場のモデルルームのようになってしまいましたが、こんな生活、いつまで続けていけばいいのでしょうか・・・

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