マンガで分かる！住宅ローン神ワザ10

NEXTケース9：私は自営業、独立して半年。どこの銀行に相談しても、『3年分の確定申告書を用意してください。』と。ホームタウンよこはまに相談したら一発承認！なんで？

関連リンク：手持ちの資金を全て頭金に。テレビアンテナやカーテンの購入費用もない！

結婚して3年、子供もでき、今のアパートもかなり手狭になってきた。先日妻から「周りのみんな家買ってるよ。うちはいつまで賃貸なの？お父さん頑張ってよ・・・」と言われた。確かに毎月支払う家賃はどう考えてももったいない気がする。周りの同僚もどんどんマイホームを手に入れ、俺もそろそろとは思ってはいるが、嫁さんもまだ育児休暇中で貯金をするところまでは中々・・・

そんなある日の朝、たまたま不動産屋のチラシで「諸経費ローン利用可能。頭金0円でOK」という物件を発見！喜び勇んで妻に「これを見ろ！これで貯金のない今でも家を買えるぞ！」とチラシをみせると、妻は冷ややかにこう言い放った。「諸経費ローンくらいとっくに知ってるわよ。でもそれは取引に必要な登記費用とか火災保険の分のことでしょ！ウチみたいにホントに貯金なかったら引越し代も無いし、カーテンや照明も買えないのよ！どうやって生活するつもり？」と。　

「た、確かに。。。」家が買えても引っ越して暮らせなきゃ意味がないし、やはり貯金が貯まるまでは家賃生活を続けにゃならんのか。

それでもあきらめきれずに色々とインターネットで検索していると『住宅ローンに詳しいファイナンシャルプランナー』が経営する不動産会社を発見！まさにピッタリの相談先と感じ、早速、面談の予約を入れてみた。

担当してくれたのは『住宅ローンアドバイザー』『ファイナンシャルプランナー』の資格を持ったスタッフの方。俺が今回の経緯と要望を話すと、そのスタッフさんが「大丈夫です。ご希望は叶えられると思いますよ」だって！やった！！早速紹介してもらったＫ信用金庫で審査の申し込みをしてみることにした。担当さんの方でも何やら書類を作成してくれてそれを銀行に提出して３日、承認書が届いた！！引越代、カーテン代、照明代、おまけにエアコン代まで、生活のスタートに必要な費用も全て借り入れ可能とのこと！！

妻も大喜びで、スムーズに新居を見つけて買うことが出来た。親父のメンツ保てたかな。

結局、引越代を貯める期間の家賃を払わなくて済んだし、やっぱり新築の家の香りは最高だね！ありがとう担当さんっ！

ファイナンシャルプランナーからの神ワザ解説

　昨今の住宅ローンは物件価格の100％+諸経費までを貸出してくれる商品が増えました。しかしながら、諸経費とは一般的に登記費用・仲介手数料・火災保険料等、取り引きに関するもののみです。結局のところ、引越代、エアコン代、カーテン、カーテンレール、照明などをそろえるための費用（一般的に約50万円～約100万円程度）はご自身で用意しなくてはなりません。

ところが、一部の金融機関では公にされているわけではないのですが、引越に必要な費用までを諸経費として見てくれる場合があるのです。ただ、住宅ローンで諸費用として認められ、借入をするためには、お引渡しまでの間に様々な見積などの提出書類や、追加工事等の段取りが必要になります。今回は弊社でお客様のお引越し後の状態に合わせ必要なものを綿密に打ち合わせしたのち、弊社で作成した明細を金融機関に提出することで無事引越までのすべての費用を住宅ローンの借入れでご準備することが出来ました。念願のマイホームを手に入れることができて本当に良かったですね！これで奥様にも胸を張れますね、おめでとうございます。