住宅選び、さあどうする？
マンションか一戸建てか、新築か中古か！
新築が適しているのはこんなご家族
マイホームとして新築が適しているのはどんな家族でしょうか？
・それぞれのご家族に最適なお住まいをチェック！「マイホームタイプセレクトチャート」
「マンション」にするか「一戸建て」にするかで違ってくるポイント
一戸建てにしてもマンションにしても、新築の方が中古よりも断熱性、遮音性、耐震性、耐火性、省エネ性に優れているのが一般的でしょう。
しかしそれ以外にも予算やライフスタイルから、新築か中古かを決める必要もあります。もちろんこの決定はマンションを選ぶか、一戸建てを選ぶかでも考えるポイントが違ってきます。
それではまず一戸建てを希望した場合について検証してみましょう。
一戸建ての建て替えのタイミングは30年後が一般的。この時あなたは何歳になっていますか？
一戸建てに住む場合に重要なのが建て替えの時期です。
木造建築である一戸建ては、建て替える時期はだいたい築後30年となります。
ちなみにこの耐久年数30年という数字は、平成13年の｢住宅の品質確保の促進に関する法律｣が施工された建築基準でのものです。
また国土交通省が行った調査でも、一戸建ての建物は約30年で建て替えられているとの結果が出ています。（1998年～2003年統計）
つまり築10年の一戸建てを購入すると、20年後には建て替えなければならないことになるのです。
生涯にわたって必要な住宅費の総額で比べましょう
もし60代の方が一戸建てを購入しても、建て替えの必要性は低いはずです。
ところがこれが30代の子育て世代となれば話は別です。
この世代の人が50歳近くになると、そろそろ建物の建て替えが必要になるはずです。土地は持っていると言えども、新しく新築を建てるとなれば2000万円程度の資金は用意しなくてはなりません。
ではここで4000万円の新築一戸建てと、3500万円の中古一戸建てについて比べてみましょう。
購入時は中古物件の方が500万円も安くなりますが、建て替えで2000万円が必要になれば、結局5500万円という金額になってしまいます。
これでは予算を抑えて購入したつもりでも、結局は高い買い物をした結果になってしまいます。
現在の施工基準50年の新築住宅は購入費は高めですが、生涯建て替えなしで住むことが可能なために、結果としては生涯住宅費が安く抑えられます。
このようにマイホームは購入価格だけではなく、生涯住宅費をきちんと頭に入れて選ぶ必要があります。
新築マンションは建て替えの必要が少ない
次にマンションに関して見てみます。
一戸建てと違い、マンションは鉄筋コンクリートで出来ているので、建て替える必要はほとんどないはずです。
（ただし昭和54年前に建設された耐震構造ではないマンションは例外です）
では新築のマンションを購入することのメリットをここで見てみます。
同じような世代・同じような家族構成。友達関係を築きやすいのがメリットです。
新築マンションに住むことの一番のメリットは、同じような家族構成の人たちが一斉に新生活を始められることです。
特に子育て世代では、育児や学校関係の情報の交換はとても大切です。近年はご近所付き合いが希薄になってきていると言われていますが、新築マンションであれば気軽にご近所付き合いもスタートさせられるはずです。
また子供たちにとっても、友達がすぐ近くにいることによるメリットはたくさんあるはずです。
マイホーム購入で転校を強いられ不安になるお子さんもいるでしょうが、新築マンションであれば同じ学校に同時に何人も転入してくることになり、友達もすぐに見つけることができるはずです。
子育て世代の20代・30代には新築マンション・新築一戸建て！
上記したように、マイホームをマンションにするか一戸建てにするか決めるときには、それぞれの理由を考慮して決める必要があります。
どちらにしろ、購入した建物に長い間住むことになる20代・30代の子育て世代の方は、マンションでも一戸建てでも新築が適していると言えます。
【まとめ】
マンション・一戸建てのどちらでも、20代・30代の子育て世代には新築が適しています。
