住宅選び、さあどうする？
マンションか一戸建てか、新築か中古か！

一戸建てが適しているのはこんなご家族

マイホームを考えた時にまずテーマになるのが、「一戸建てかマンションか、新築か中古か」です。

・それぞれのご家族に最適なお住まいをチェック！「マイホームタイプセレクトチャート」

一戸建ての最も優位な点は資産価値が大きいこと

新築マンションが最適なご家族

マイホームに資産としての価値を重要視する方にとって最適と言えるのはマンションよりも一戸建て住宅です。
つまり将来的に自分のマイホームを売却したり、賃貸として貸した場合に得られる収入に重点を置く方のことです。

転勤や親との同居、もしくは老人ホームに入居などライフスタイルの変化があった場合に、マイホームを賃貸することで収入を多く得られるのは一戸建ての方です。

「駅から近い」「コンビニが1Fにある」などのマンションは確かに便利です。しかし建物の価値は年数が経つにつれて減価償却されてしまいます。つまり土地のないマンションの資産価値は長期的に見ると限りなく「セロ」に近づくのです。
しかし土地はその価値を失うことはないので、土地のある一戸建ての方が資産価値が大きいのです。

例えば4000万円のマイホームを購入したとします。このうち土地代が2500万円で建物代が1500万円であれば、数十年を経て建物の価値が0円になってしまったとしても、2500万円の土地の価値はまだ残っているのです。

つまり子供への相続などの点からも、資産価値の大きい一戸建てはメリットが十分あるのです。

【ランニングコスト】を考慮してマイホーム選び

マンションのランニングコスト

マイホーム購入時に注意すべきことは、購入価格だけではありません。そのマイホームに住むことにより発生する「ランニングコスト」についてもよく調べる必要があります。

一戸建てに住む場合には自宅の敷地内に駐車場があり、ゴミ置場の掃除等も全て自分でするのが基本です。
しかしマンションを購入した場合には管理費、駐車場・駐輪場代、修繕積立費などが毎月必要になります。

一般的に管理費は9000円、駐車場代は12000円、修繕積立費は15000円となっており、これを合計すると１ヶ月に36000円は必要になります。（首都圏の場合）
もちろんこの金額は地域やマンションのタイプにより差もありますが、一戸建てのランニングコストよりは確実に高くなります。
つまり50年間マンション住まいをするとなると、ざっと見積もってもランニングコストとして2160万円がマンション購入代とは別に必要になるのです。
また修繕費積立は自宅専有部分の修繕費用は含まれていません。共有部分のみの修繕費用の積立ですので、自宅の修繕・改装となればその都度自己負担しなくてはなりません。
つまり最終的なランニングコストは、上記で計算した2160万円にさらに上乗せした金額になるのです。

また新築の時に決められた修繕積立費は低く設定されていることが多く、そのうちに足りなくなることがほとんどです。そうなれば途中で修繕積立費が当初の数倍に値上げされてしまうことも決して珍しくないのです。

一戸建ても長く住めば修繕費用は必要になりますが、それでも2160万円よりは少ない金額で収められるはずです。仮に建て替えをしたとしても、　平均的な建物であれば2000万円は超えないでしょう。

このようにランニングコストで比較した場合には、一戸建てにメリットが多いと言えるのです。